戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「スマートバイオ産業・農 業基盤技術」の研究開発課題「生産から流通・消費までのデータ連携による最適化を可能とするスマートフードチェーンの構築」では、食品の生産、流通段階で発生するフードロスの削減と事業者の収益向上を目指し、需要側ニーズに応えて一次産品を提供するデータ駆動型スマート生産システムの開発と実証に取り組んでいます。
本シンポジウムでは、幅広い分野の関係者や有識者を参集し、取り組みの背景となる加工・業務用需要を主とした露地野菜の生産、流通現場における現状と課題を共有するとともに、精密出荷予測や自動化農機の開発、生産管理のICT化による課題解決の取り組みを発信し、スマート化への展開に向けた意見交換を行います。
開催日 2022年1月27日(木) 14:00 ~ 17:00
SIP第2期「スマートバイオ産業・農業基盤技術」スマートフードチェーンシンポジウム
―露地野菜のデータ駆動型生産・流通への展開―
主催:農研機構野菜花き研究部門
1.開会挨拶
農研機構開発センター 原田久富美(SIPスマートフードチェーンコンソーシア ム研究代表)
(14:00 ~ 14:10)
2.講演
〇基調講演:加工・業務用野菜を取り巻く状況とスマート農業への期待 | 石川県立大学 小林茂典 (14:10 ~ 14:40) |
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〇生鮮野菜流通の現状と課題 ~産地リレー、DXの取り組みについて~ | 横浜丸中ホールディングス株式会社 岡田貴浩 (14:40 ~ 15:00) |
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〇データ利活用による収穫予測ビジネス戦略 | イーサポートリンク株式会社 深津弘行 (15:00 ~ 15:20) |
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〇WAGRIを介した予測情報提供基盤の構築 | 農研機構野菜花き研究部門 菅原幸治 (15:20 ~ 15:40) |
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〇生産現場におけるデータ利活用の推進 ~十勝地域組合員総合支援システムの取り組み~ | 十勝農業協同組合連合会 小川ひかり (15:40 ~ 16:00) |
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〇AI技術による露地生産技術の革新 ~自動収穫・自動運搬技術~ | 東京大学 深尾隆則 (16:00 ~ 16:20) |
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3.パネルディスカッション
コーディネーター 農研機構野菜花き研究部門 佐藤文生
(16:20 ~ 17:00)
4.閉会
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